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党首討論

今年は戦後70年。

今日という日、日本のトップにいるのは、あの戦争に幕を引き、戦後の国際社会における日本の基となっているポツダム宣言をきちんと読んだことのない人間であるらしい。

聞いていて愕然とした。
彼の歴史認識うんぬんの前に、その歴史を正しく知らないとか?
そう言えば、国会で歴史認識を問われるたびに「それは研究家が判断すべきこと」と逃げていたっけ。

この人の価値基準、思想的バックボーンとなっているものは、いったい何なのだろう。
「強い日本」「美しい国」のスローガンが目指す姿は、いったい何なのだろう。

先日ちょっとあげておいた欧米の日本研究者らによる「日本の歴史家を支持する声明」への賛同の署名が、今日のニュースによれば187人から457人と大幅に増えている


が、これに対し、はたして正常な判断ができるのだろうか。
日本の首相として何を問われているのか、理解出来るのだろうか。

期待薄。

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7 Comments

はなせんめい  

No title

例えば、1000年前の歴史であれば、その時代を研究しているひとたちによって新しい史実があきらかになっています。今頃になってお札になった聖徳太子が「本当の聖徳太子」か?と言われております。
それはそのときの資料があまりにも少なくて、そんな誤解が今頃になってわかった、ということでしょうね。
ところが、「あの戦争に幕を引き・・・ポツダム宣言」というのは、わずか70年ほど前の出来事で、つい最近のことですね。
たくさんの記録がいろいろな所に残り、しっかりした資料がいっぱいあるはずですよね。
国会議員たるもの、休みの日だからといって、ゴルフばかり行かないで、そうした資料(本)を読んで勉強すべきですね。

2015/05/23 (Sat) 12:12 | EDIT | REPLY |   

ちぇしゃ猫  

No title

はなせんめいさん。こんにちは。

まあ、日本は敗戦と同時に、戦争犯罪を追求されることを怖れて、あらゆる文書・資料を延々と焼き続けたという目撃証言が残っているくらいですから、あまり胸を張って「証明する資料はない」と言わない方がいいのではないかと思ったりしてますが、現存するものくらいはきちんと知っていて欲しいですよね。

それにしても、日本がどのようなものを戦勝国側から提示され、それを受託して降伏したかということを、総理大臣が「つまびらかに承知していない」というのは、有り得ないことです。

2015/05/23 (Sat) 13:48 | EDIT | REPLY |   

ちぇしゃ猫  

No title

朝日デジタルによれば、わが首相は「Voice」2005年7月号の対談で「ポツダム宣言というのは、米国が原子爆弾を二発も落として日本に大変な惨状を与えた後、『どうだ』とばかり(に)たたきつけたものだ」と言っているようですが、ポツダム宣言は1945年7月26日に米英中の名で発表され、日本がグズグズしているうちに8月6日に広島、9日に長崎と二つの原爆が落とされ、それでも何が起きているか把握出来ないでいるうちにソ連が参戦し、そこで初めて慌てふためいて受託を決めた代物じゃないですか。
明らかな事実誤認です。

共産党・志井委員長から「(宣言は)日本の戦争について世界征服のための戦争であったと明瞭に判定していますが、総理もそれをお認めになりますか?」と問われても、明確な答弁をせず、飛び出したのが「つまびらか」発言でした。思わず耳を疑いましたよ。

2015/05/23 (Sat) 13:51 | EDIT | REPLY |   

ちぇしゃ猫  

No title

それはとりもなおさず、「間違った戦争ではなかった」と総理が考えているということで、ポツダム宣言受託の前提から崩れることになります。

安倍総理は、これから70年談話を出そうとしているようですが、このような中学生レベルの歴史認識で、おかしなことを言い出さなければいいが、と懸念しています。

2015/05/23 (Sat) 13:51 | EDIT | REPLY |   

ちぇしゃ猫  

No title

訂正です。「受託」ではなく「受諾」ですね。
<(_ _)>

2015/05/23 (Sat) 13:53 | EDIT | REPLY |   

㈱拓建 代表清算人  

No title

安倍総理と、安倍総理を神輿に抱えている方たちの過去の言動を「つまびらか」にしていくと、彼らが恣意的に、法治国家としての日本を、為政者の思うがままにしようと目論んでいる事が分かるのだと感じます。このことは、如何に彼らが国民を侮蔑しているかの証左であり、さらに、彼らに隷属する行政の姿勢も(又は行政が扇動しているのかも判りませんが)国民に対する背信行為という危うい橋を渡っているような気がします。

2015/06/05 (Fri) 20:55 | EDIT | REPLY |   

ちぇしゃ猫  

No title

(株)拓建 代表清算人さん、こんにちは。
コメントいただきありがとうございます。

現在、声の大きい所謂「右寄り」の方々の発想は、国が国民の上にあるもの、と思っているように感じます。
本来は国民のために国があるはず。人を幸せにするための国家と言う位置づけがないのですね。

以前、靖国公式参拝推進派の方が「靖国は日本が誇るべきシステムであり、宗教や国民の上に国家が存在するという位置づけを明確にした」と書かれていたのを読み、ぞっとしました。
それは、国のためには国民の犠牲もやむなし、という思想に他ならず、それこそがあの戦争で日本が一番反省すべき事ではなかったか、と思うのです。

それがなおざりにされている時点で、日本がいくらアジア諸国に謝罪したところで、下げた頭の陰であかんべをしているのと同様です。

無知は傲慢の異名だと言うことを、一国を代表する立場の者はもっと肝に銘じるべきですが、それを公言してはばからないとは………。情けないにも程がありますね。

2015/06/06 (Sat) 11:28 | EDIT | REPLY |   

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