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お正月は東京へ


「病院で『もう手の施しようがないから、これ以上治療できません』って言われちゃったんだよ」

と、武蔵野赤十字病院で子宮がんの治療を受けていた母から電話があったのは、12日のことでした。

「ごくごく初期だって言ってなかったっけ?」と訪ねてもあまり要領を得ません。
ホスピスのリストを見せられて、今のうちにしたいことをしておけと言われたそうです。
自分ではよくわからないから、詳しいことは妹から連絡が行くと思う、と。

「私が電話したというのは黙っててね」と言うので
「いいじゃん、別に」と思いながらも、「はいはい」と言って電話を切りました。

「実は初期というのはウソで、ホントはわかった時には手遅れだったのか?」とか、妹の連絡が来るまでいろいろと考えました。
まず一番に思ったのは、「だったら娘たちを連れて一度行かないと」ということでした。
実は小学生の時以来、娘たちを実家に連れて行っていません。
長女の受験が終わって機会を失うと次女の受験、就職、バイト……なかなかみんなのまとまった時間がとれないうちに、気がつけば二人とも成人式を過ぎ、次女は大学を卒業しようとしています。

母の記憶の中の孫たちは、いまだに小さいままでしょう。考えてみれば親不孝をしています。

13日の夜に妹からのメールが来ました。
それによれば
○がん自体はI期のbなので初期には違いないが、放射線治療でがん細胞を全部殺しきれなかったこと。
○抗がん剤を使わないのは、腎臓の機能が落ちているため。
○手術は、81歳と高齢のため負担が大きく、逆に寝たきりになる可能性が高いのでしない方がいい。
という説明を医師から受けたことがわかりました。
「治療ができない」と母が言っていたのはそういうことでした。
もし今後病状が進行するようだったら、その時のために緩和ケアのある病院を、今のうちから探しておくようにというお話だったそうです。
特に自覚症状もなく元気にしていますので、この状態を壊してまで治療する意味はないのでしょう。

……やはり母の話とは、随分違いました。

今度はこちらから母に電話をして
「歳のことも考えたらそんなに早く進行するものでもないし、しんどい思いをして治療する意味があるかどうかということらしいよ。仲良く共存しなさいということじゃないの?」
と説明をしたら、ようやく安心したようでした。

妹に聞けばいいものを、わざわざ電話して来るところを見ると、
「一緒に話を聞いたのに、全然わかってなかったの~?」と言われたくなかったのかもしれませんね。

一応セカンドオピニオンを求めて他の病院で診てもらうかどうかは、母と兄が、ケアマネージャーさんと相談して考えるようです。こういうことであれば、多分診断は変わらないと思います。

何はともあれ、お正月は娘たちも時間を合わせることができそうですので、3日ほどの予定で東京へ行くことにしました。車なので、うち2日は移動時間ですけど(笑)。
もっぷは一緒に行くのが体力的に難しいため、猫たちとこちらに置いて行かなければなりません。

どちらかというと、母よりもこちらの方が心配ではありますが。(ー'`ー;)
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