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字書のいらない時代?

11月30日に行われた「教室開設資格取得者 特別講習会に行ってきました。
去年に引き続き2回目ですが、前回は全く人に教える気もなく、「どんなものかな〜」という気持ちだけで参加しました。今年は昇級の申請や手続き上の疑問など、具体的にお尋ねしたいこともいくつかありましたので、また違った意識で臨みました。

参加者は年々減っているそうで寂しい限りですが、四国や静岡、千葉等、各地から参加された書友と一堂に会して過ごすひと時は楽しい時間でした。
講師は昨年と同じ先生で、今月号の競書誌の選者でもいらしたので、直接お礼を申し上げることができました。

午前中は教室運営に対する指導、午後は児童の課題を通しての実技指導となります。
やはり目の前で先生の筆遣いを直接見ることは、とても勉強になります。
右払い、真上へのはねなど、今まで苦手だった所の問題点もわかり、嬉しかったのは小学生の時以来かもしれません(笑)。
墨汁や朱墨、筆、硬筆用の筆記具、文鎮。重たい荷物を持っての参加でしたが、相応の収穫はありました。

今年の講習会では、ネットを活用する方法を教えていただきました。
漢字を検索すると書き順を教えてくれる「筆順辞典」は、児童の指導に役立つとのこと。
正しい筆順と字形の美しさは連動するので、正しい筆順で教えることの必要性を学びました。
もう一つは「国学大師」。中国のアプリですが、漢字を検索すると様々な書体・書風の画像を調べることができます。
アプリを立ち上げて、ホーム画面から右端の「書法」をタップすると、検索画面が出ます。

IMG_1773.jpeg  IMG_1775.jpeg 

検索の窓に調べたい漢字を入力し(ここでは「星」と入れてみました)検索すると

IMG_1776.jpeg  IMG_1777.jpeg

甲骨文や篆書、隷書、行書、草書、楷書で書かれた文字の画像が表示されます。
この一つ一つの画像はパソコンにも保存できるので、パソコンの上で組み合わせて作品の草稿を作ることができます。今まで重たい字書を開いて目的の文字のコピーを取り、切り抜いて集字をする手間が一気に無くなるということです。以前、オークションで手に入れた「書道大字典」ですが、もうこの本の出番もなくなるかもしれません。

jiten1.jpg

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何ということでしょ〜! すごい時代になったものですね。
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2 Comments

四訓  

タブレットであれば

7~8インチのタブレットで一文字を画面いっぱいに拡大。
半紙に書く際の一文字と同じくらいのサイズになるのでは?

そう考えると面白いですが、ページをめくる感覚は捨てがたい。

2019/12/08 (Sun) 18:12 | REPLY |   
ちぇしゃ猫

ちぇしゃ猫  

To 四訓さん

四訓さん、こんばんは。
本は本としての楽しみ方はありますが、いろいろな使い方を試してみる価値はありますよね。
もう仕事では使わないコピー機を処分してしまった今では、作品の草稿づくりが大変です。コピーのためコンビニまで走るのも、スキャナーで読み込むにも、本がゴツすぎです(笑)。
画像をDVDに収めた字典もあったと思いますが、えらく高価でしたよね。
無料アプリでここまでされると、出版社は真っ青です。

2019/12/09 (Mon) 20:50 | EDIT | REPLY |   

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